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彼女(アイドル)はつっこまれるのが好き!5

彼女(アイドル)はつっこまれるのが好き!〈5〉 (電撃文庫)彼女(アイドル)はつっこまれるのが好き!〈5〉 (電撃文庫)
(2011/12/10)
サイトー マサト

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このご時世に人気アイドル声優の
スキャンダルネタを持ってくるとは
何とも勇気のある…
作者の作家人生が縮まらないか心配になります。

まあ多かれ少なかれ有名税ってやつでしょうか。
アイドルならでは、ただ誰しもこういうことはありえるのでしょう。
しかしながら、そんな彼女らも一人の人間。
特にヒロインまどかは小さい頃からそのような世界に身を置いていて
高校生ながらとんでもないプロ意識を持っている少女なわけです。
普段は強気に振舞う彼女が、最後の最後にチラリとだけ見せる弱さ…
その人間味が気持ち良いですね。


なんだか久しぶりにラノベらしい一人称の文章を読んだ気がします。
軽いです。メインターゲットはまさしく中高生。
大人になってからじゃないと分からないような旨味、のようなものはありませんが
まあ気軽に読めるのでコレはコレで。
(まあ次に読むのもラノたのとか乃木坂とか日和さんとかだからそんなのが続くけどね!)
あとなんかモロにメタなネタもありますね。珍しい。久しぶりに見ました。

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる

東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる (ファミ通文庫)東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる (ファミ通文庫)
(2011/12/26)
森橋ビンゴ

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単巻完結かと思っていたんですが
続巻刊行で狂気乱舞。
本作も前巻同様、読者をキュンとさせる秀作です。

前巻と同様、章の合間にヒロイン・侑子の書いた小説が
挟まれていて、本編の内容とシンクロしつつ
中々感情を表に出せない、侑子の気持ちを表すことで
読者側と主人公側での気持ちの読み取り方に
ギャップを与えています。これが一方的に読者がキュンとしてしまう原因でしょう。
一人称小説ゆえの登場人物間の思いのやり取りの制限を
逆手に取った素晴らしいギミックです。

三角関係はラブコメの華、とは誰が言ったかですが
例に漏れず咬ませ犬なサブヒロインが出てきます。
高校生という多感な時期の彼女の気持ちの変化というか
主人公英太へのアプローチの描き方がなんとも素晴らしいですね。
展開的にはベタなお約束も交えつつ、前述の侑子の作品を彼女が読むことで
「ハンマーでぶん殴られたような感じ…」という衝撃を与えています。

言葉で説明できない、そんな自らの気持ちを
侑子は小説(今回は脚本か)に込めたわけですね。
兄のカレーのエピソードとシンメトリーに描くことで
さらに美しさを引き立てています。


時間の流れが非常に速いので
巻数は増やせなさそうな作品ではありますが
一冊でも多く本シリーズを読みたいですね。
いやほんと、僕が過去に読んできた作品の中でも
5本の指に入る傑作です。
これは読むべきです。

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

バカとテストと召喚獣10

バカとテストと召喚獣10 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣10 (ファミ通文庫)
(2011/12/26)
井上 堅二

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レビューしか書けてないこの状況
そろそろどうにかしたい。
ホントは色々書きたいんですよ。
コミケとか、バーゲンとか。
まあ、いずれね。


さて、バカテス本編も10巻の大台。
対Aクラスへのリベンジ戦も大詰めです。
毎度毎度のバカをやりながらも
Fクラスの女子とのラブコメも挟みつつの試召戦争になっています。
この辺の細かいところが後々伏線になっていそうな感じですね。
特にこの二人の感情のやり場がふわふわしている状況を描きながらの
今巻の描写は中々でしたね。

試召戦争自体は幼馴染の代表二人の読み合い・探り合いが
よく描かれています。
特にリベンジする側の雄二の方が
裏の裏をかき、見事に王手を掛けているあたり
こいつらも成長したなぁ、と。

まあラストは鳶に掻っ攫われたような
次巻への引きなんですが
それでも今回は今まで描いてきたバカテスの世界の
一つの集大成とでも言いましょうか。
とくに物語も終盤に差し掛かり
ここにきてモブたちが更に生き生きと動き始めましたね。
これはお見事なものです。

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

シオンの血族3 魔王ミコトと那由他の十字架

シオンの血族3 魔王ミコトと那由他の十字架 (一迅社文庫)シオンの血族3 魔王ミコトと那由他の十字架 (一迅社文庫)
(2011/10/20)
杉井 光

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一体いつ出た作品だったか…
ずっと積んでました。そんなわけで本シリーズも完結です。

ストーリー的には前2巻同様、
ミコトがラストで無茶やって結局帰ってくる、という流れを踏襲しています。
ところどころきっちり伏線を回収してくるあたりはさすがに杉井。
でも現代日常モノのような秀逸な組立てでは決して無いですね。
やはりその辺は主人公が同様にラストで無茶をやってた
剣仔に近い収まり方のような気がします。

本作も、前のさくらファミリアもそうでしたが
一迅社での杉井は妙に挑戦的ですね。
今回もイタリア・ドイツ・そしてアメリカあたりの国民性を
強烈に皮肉っています。そのうえ宗教的に(ゲフンゲフン

やはり杉井作品はファンタジー・三人称よりも
日常モノ・一人称の方が個人的に好きですね。


そんな感じで
今年もよろしくお願いします。

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

アイドライジング!3

アイドライジング!〈3〉 (電撃文庫)アイドライジング!〈3〉 (電撃文庫)
(2011/10/08)
広沢 サカキ

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まさかのこのラノ9位と
玄人には極めて評判がいいと評される今年の金賞3冊目。
今回は学生生活の定番ネタ、学園祭も絡めてのお話です。

いつにも増してキマシタワー展開が多目です。
少年向けレーベルでは受け入れら難いんですけど
本作においてはそこが主題ではなく、
あくまでデザート程度の役割なので気にすることではないです。


前2巻でずいずいと前に出ていたオリンが
学園祭でクラスメイトという立場なのにも関わらず
殆ど出番がありません。なんと不憫な。
その代わりと言っては何ですが、今回はタキさんがクローズアップされています。
アイドルの、そして人生の先輩として、
モモが進むべき道を切り開いてくれるタキさんに今回は痺れました。
そしてそれを汲んで、自分の目指すべき道を再認識し
最後の試合では負けはすれど笑顔の戻ってくる展開。
うん、やはり秀逸ですこの展開。
相変わらず周囲の描写なんかは雑なんですけど
それを補って余りあるストーリー性には目を見張るものがありますね。


どうでもいいけど、「タキさん」って書くと
渡鬼を思い出さずにはいられない。
ちなみにどちらかと言えば藤岡琢也な世代です。

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学



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ラノベヲタで競馬好きの鍵盤弾き
秀逸なものを紹介します。

中野梓
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