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東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる

東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる (ファミ通文庫)東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる (ファミ通文庫)
(2011/12/26)
森橋ビンゴ

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単巻完結かと思っていたんですが
続巻刊行で狂気乱舞。
本作も前巻同様、読者をキュンとさせる秀作です。

前巻と同様、章の合間にヒロイン・侑子の書いた小説が
挟まれていて、本編の内容とシンクロしつつ
中々感情を表に出せない、侑子の気持ちを表すことで
読者側と主人公側での気持ちの読み取り方に
ギャップを与えています。これが一方的に読者がキュンとしてしまう原因でしょう。
一人称小説ゆえの登場人物間の思いのやり取りの制限を
逆手に取った素晴らしいギミックです。

三角関係はラブコメの華、とは誰が言ったかですが
例に漏れず咬ませ犬なサブヒロインが出てきます。
高校生という多感な時期の彼女の気持ちの変化というか
主人公英太へのアプローチの描き方がなんとも素晴らしいですね。
展開的にはベタなお約束も交えつつ、前述の侑子の作品を彼女が読むことで
「ハンマーでぶん殴られたような感じ…」という衝撃を与えています。

言葉で説明できない、そんな自らの気持ちを
侑子は小説(今回は脚本か)に込めたわけですね。
兄のカレーのエピソードとシンメトリーに描くことで
さらに美しさを引き立てています。


時間の流れが非常に速いので
巻数は増やせなさそうな作品ではありますが
一冊でも多く本シリーズを読みたいですね。
いやほんと、僕が過去に読んできた作品の中でも
5本の指に入る傑作です。
これは読むべきです。
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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

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