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ゴールデンタイム1 春にしてブラックアウト

ゴールデンタイム〈1〉春にしてブラックアウト (電撃文庫)ゴールデンタイム〈1〉春にしてブラックアウト (電撃文庫)
(2010/09/10)
竹宮 ゆゆこ

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『とラドラ!』の竹宮ゆゆこ×『イリヤの空、UFOの夏』の駒都えーじの
超強力タッグの新作です。電撃編集部、売る気満々。
あらすじ見るととらドラ!の焼き直しか?とも思ってしまいがちですが
これはこれでなかなか。

というのも、舞台が高校から大学へと移ったことで
周囲の人物関係が大幅に変わって、生活も大きく変化しているためでしょう。
とらドラ!の場合、他のラノベよりも親子関係というのはかなり濃密に描かれていました。
文化祭しかり、ラストのやっちゃんのエピソードしかり。
一方で本作では大学入って上京して一人暮らしで、というシチュエーションもさることながら
「ある意味」主人公万里が親を失くしているのでそれがより顕著に出ます。
実際、リアルにおいても高校と大学とでは行動範囲も大きく変化しますし
何かと親に依存しない生活の仕方になるものです。
その対比を考えれば、前作とはやはり別モノ、と考えるのが妥当かと。

多分中高生にはわかんないんじゃないかと思います。この感じ。
作中の妙なところでリアリティのある大学生活描写っていうのは
自身が体験していないと中々理解できないと思うんですよね。


ちょっとイレギュラーな手法も使いつつも、読んでいて
実に「よくできているなぁ」と思う作品です。
読み終わってからついついプロローグを読み直してみると
その秀逸さが良く分かるかと。


もちろんゆゆぽらしい少女漫画っぽさは健在。
場面転換時の余韻の残し方ではラノベ界で右に出るものは居ないです。
あとは終盤になるにつれ描写がやたらと抽象的になっていくのもいつも通り。
全体を通してみて、まあ対象年齢が上がった。というか、
りぼん・ちゃお・なかよし から
花ゆめ・少コミ・マーガレット になったっていう感じでしょうか。
いずれにしても、次巻以降が非常に気になる作品でございます。
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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

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