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さくら荘のペットな彼女3

さくら荘のペットな彼女〈3〉 (電撃文庫)さくら荘のペットな彼女〈3〉 (電撃文庫)
(2010/08/10)
鴨志田 一

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鴨志田すげぇわ。
これは傑作。2010年読んだ作品で文句無しでNo.1です。

コメディな部分はいつものようにテンポのいい会話が進み
キャラ達が生き生きと動いています。
それぞれが普通じゃなくてぶっ飛んでいるから
勝手に動かしてツッコミを入れるだけでコメディとして成立しています。
葵せきなが生徒会で似たようなことをやっていますが
アレだって意識してボケさせている部分はありますからね。
そう考えるとすごい。

お手本どおりの起承転結、そして次巻への引き。
ベタな展開ではあるんですけれど
それでも、ただ「ああ、やっぱり」と終わるんじゃなくて
心を揺さぶる描き方をしています。
以降ネタバレ含み。


作品としてのハイライトは空港で引き留めるシーンなんでしょうけど
個人的にはリタとましろの和解の方がグッときました。
いやここホント泣けます。こういうの弱いんですよね僕。
ついでに言うと最後のましろが自分の気持ちを認識するところの描き方は
正に鴨志田の真骨頂。kaguyaのときもこういうの多かったですね。

若い頃って何でも出来るように思えてしまうんだけど
本当は実際出来ることって少なくて
(この辺は某独神の「人生、思いどおりにはなんねーぞ!!!」という名言が象徴しています)
でも若いときってそれがわからないことが多々あるので
ラノベなんかでは大体そういう壁とかぶつからずに安易にハッピーエンドにもって行きがちなんですけど。
それに敢えて挑戦していく、こういう作品は貴重だと思います。
が、だからこそ名作に成り得るんだと思いますね。
とらドラしかり、ピアノソナタしかり、半月しかり。
安易なハッピーエンドは心を揺さぶらないんですね。
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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

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