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ラノベ部3

一昨日上げようと思ったエントリですが
書き上がる直前に誤ってブラウザのタブを閉じてしまい
不貞寝してそのままにしてました。

ラノベ部 3 (MF文庫 J ひ 2-18) (MF文庫J)ラノベ部 3 (MF文庫 J ひ 2-18) (MF文庫J)
(2009/07/25)
平坂 読

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久々に秀逸だなぁと思った1冊。
今や1巻初見のときとまるで印象が違います。
最初に読んだときは最近よく見るゆるい日常モノで
短編なので読みやすいけど特別見るところは無い、と思ってたんですが。
2回目に読んで「おっ?」と思い
2巻を読んで意外とよく出来てることに気づき。

ネタ自体はある程度ラノベを読んでいるユーザーには
楽しめる良いあるあるネタが揃っていますが
お世辞にも文章は巧いとは思いません。
それでも3巻では表層のところだけではなく
意外と深く考えさせるネタを持ってきました。
この深いネタが僕の思考と割ときれいに一致してまして。
特にある種の自己批判(いや自己分析か?)ともいえる
竹泡対談のパートは考えさせられます。
もともとは以前後輩極東が似たような内容のことを言っていたなぁと思いつつ
こういう捕らえ方もありなのか、と。
これは作品の発信側と受け手側との立場の違いも含めて差が出るんでしょうか。
僕は基本的に作者、いや竹田の考え方に前面同意ですね。
昔後輩Yシミ(fromはこモーフヤーチャイカ)に「フルーツバスケットがいかにすばらしいか」と説いていたとき、
「フルバは登場人物がみんないい人過ぎて嫌。現実ではありえない。」と言われたときに言ってやりました。

「周りにいい人が居なければ自分がそうあればいいじゃない!」

マリー・アントワネット的発想ですね。
自分が優しくなることで周りが幸せになれたならばそれでいいじゃない、と。
マサムネさん、きっとあなたが正解です。
スーベニアスーベニア
(2005/01/12)
スピッツ

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他、恒例リレー小説やらテストの珍回答やら笑いどころも一通りそろえてあります。
途中ラブコメパートが入ってきますが前々からきちんと伏線を張ってあったこともあり
唐突感はあるにせよ無理やり感はありません。
否、むしろあのタイミングでよかったのかもしれません。
ここも作者がテーマとしたかったであろう「言葉は生き物である」というところから
極めて自然に持ってきていますからね。
単なる短編集に終わらず、この構成の仕方ができるのは秀逸ですよ。

「己の業界を描いたものが売れ始めたらその業界は衰退が始まっている」と
誰かが言っていましたが。
本作をはじめ、ばけらのしかりラノたのしかり。後者は普通にラブコメと扱ってもいいんでしょうが。
一迅社もラノベネタで1冊出すようですね。
確かに身内ネタだけで売れるものに未来は無いでしょうが
これらはそれ以外の意味でも読む価値を持った良い作品だと僕は思いますね。
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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

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ラノベヲタで競馬好きの鍵盤弾き
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